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“ファッション”は、その時代を生きる人々が感じている気分。時代の流れや生活者の価値観・消費行動をとらえる有効な視点です。
〈マーケティング アイ〉は、“ファッション”で時代を読み解く会員制情報提供サービスです。
以下の3つの切り口から商品開発・マーケティング・ブランド戦略・コミュニケーション戦略などに役立ちます。

ファッション=3つの方法論
モノや情報が溢れ返っている現代では、ひとつの商品やサービスに対して、生活者が頭で理解する要素はますます複雑化しています。逆に、感情に訴える、心に訴える、ということがクローズアップされるのも必至となってきます。〈マーケティング アイ〉が考える“ファッション”とは、生活者の持つ「何だか良い感じ」という感覚的で無意識的な部分へ訴えかける方法論としての“ファッション”です。
1.次代の気分
〈マーケティングアイ〉は、ファッションを“次代の気分”と捉えています。つまり、次の時代に新たな価値観となる変化の兆し。その兆しとなる、時代のとがった部分が、社会全体のムードや生活者の気分を引っ張り、街や店、人やコミュニケーションなどに現象化することで新たな時代の価値観を生み出すのです。この兆しをいちはやく捉えることで、ブランドや商品は、生活者の心トキメク新しさを提供する魅力を持ち、「何だか良い感じ」という感覚的な支持を得ることとなります。「機能的には何の不満もないけど欲しくない」「直感的に良いと思ったから買った」「その時の気分で選ぶ」という生活者の声。如何ともし難い…と頭を抱える前に、 “ファッション=次代の気分”の視点から自社のブランド、商品の立ち位置を考え直してみると、新しいビジネスのヒントが見えてくるのではないでしょうか。
2.生活者の価値観
生活者が意識的、無意識的に関わらず、自分の価値観やセンス(感性)を表現するものが“ファッション”です。その中でも、もっとも人に近い部分が「第二の 肌」とも呼ばれる服とその周辺の服飾雑貨。ファッションが成熟化した日本においては、「人は見かけによる」のです。〈マーケティングアイ〉は、生活者を見る切り口としてこの視点を重視し、生活者の定点観測を続けてきました。その知見をもとに、ファッションマインドによるマトリックスで生活者をタイプ分類して分析しています。一般的にマーケティングでは、年代、世代、ライフステージといった切り口が有効とされています。しかし、そのすべてを掛け合わせても多様化した生活者を捉えることは困難です。価値観を投影するもっとも身近なものとしての“ファッション”は、より具体的に生活者を理解する手段として有効といえます。
3.ビジネスの可能性
ファッション業界は、もともと、生活者が憧れる世界観や女性像/男性像のイメージを提示し、“何だか良い感じ”というトキメキを与えなければ売れないという性質を持つ業界です。そのために、常に革新性が求められ、貪欲に時代の新鮮な部分を追求してきました。その新鮮さを継続的に提供するため、シーズンによってシステマティックにトレンドを生み出す仕組みをも備えています。また、異業種とコラボレーションすることで新たな価値を加えたり、周辺分野を取り入れライフスタイルとして提案することで、生活者に新鮮さや夢を提供してきました。業界の枠にとらわれず、異業種の成功例を積極的に取り入れることでビジネスの可能性が広がります。次の時代へジャンプが必要な時期にこそ、異業種のマーケティングやブランディングがパラダイム転換の有効な手法になるのです。
2009.05.02
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